Repair File #473

Cat's Eyes CE-150S

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あくまでも個人的な感想

キャッツのクラレンス・ホワイトです。『76年製のCE−400も持っていますが、どうにも価格なりの差があるように思えない。特に低音が鳴っていない。お任せになってしまうと思います。』そんな依頼です。診たところ、サドルの底面が彎曲している事、フレット両端に浮きがある事が大きな原因のようです。ナット交換、サドル交換、サドルスロット修正、フレット浮き修正、ブリッジピンホール修正というメニューをお勧めしました。出来上がってのオーナーさんのご感想は『一音一音がしっかり鳴っているのがわかりました!ストロークにおいても全くストレスがなく、とても気持ちが良いです!すべてにおいて大満足です!』という評価をいただきました。サウンドホールがレギュラーの物より大きいので、音量がありますね。だからといって低音はもたつく事なくクリアです。これではフィンガーでも使えそうな感じですよ。新潟からの依頼でした。

 

サドルの両端に隙間がありますね。ロングサドルを削り出すのは非常に難しいですが、これはいけませんね。6弦の乗る位置が底についていればいいじゃないか!というご意見もあるかもしれませんが、サドルの両端が遊んでいて変な振動を起こす可能性があります。

フレットの浮きは確認が意外に難しいです。特に私のように凸レンズの眼鏡(?)が必要な者には、見落としがちなポイントです。全フレットを抜いて打ちなおしました。

交換後のナットです。

   

交換後のサドルです。

 

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