Repair File #461

Martin D-42 (613134)

詳しい内容についてのお問い合わせは info@ba-na-namoon.com

 

あくまでも個人的な感想

バズは無いが、フレットの減りが激しい。フィンガースタイルに合わせて弦高調整希望だが、キチンと治しておきたい。そんな依頼です。お勧めしたメニューは、ナット交換、フレット交換、サドル修正です。出来上がり後、オーナーさんからは『弾いてみると反応が良くなり音が飛び出す感じです。特に低音は濁りが無くなりズドンズドンと出るようになりました。明らかに以前より生き生きした音になっています。』というレポートをいただきました。(嬉)広島からの依頼でした。

 

 

交換したナットです。明るい音がお好みとの事で牛骨をお勧めしました。素材もそうですが、ポイントは形状と溝の切り方です。

 

 

サドルも牛骨です。サドルの下にはピエゾが入っていて、音にノイズが混ざっていました。サドル下面とピエゾの接地がキチンとしていなかったのが原因です。この修正は非常に難しく、最後まで手こずった処置でした。

 

 

ピエゾへの圧力が出力レベルを決めます。完璧に整えるのが非常に難しいですね。人工素材を使った方がバランスが整うという考えもありますが、私は牛骨を電灯に透かして密度の整っていそうな部分を使う事でできる限りクリアしています。

 

 

ネックのバインディングに縮みがあり、数カ所ではがれが起こっていました。ご覧のようにナット部で隙間が出来ていましたが、今回は接着剤で埋めておきました。

 

 

 

<戻る>