Repair File #411

Martin D-28 (476291)

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あくまでも個人的な感想

音がぼやけて鈍く硬い感じで、レスポンスとヌケが悪い。それとローポジションが押さえにくい。そんな依頼です。ナットの調整はされていて、サドルも交換されていましたが、オーナーさんの感じているとおり、少々反応が鈍く感じました。つまり、力を入れて弾けば良い音がするのですが、弱いタッチで出てくる音が、つまりぎみ、抜けない感じです。ナット修正、サドル交換、フレットすり合わせ、ブリッジピンホール修正がメニューです。つまって、伸びの足りなかったプレーンは完全にピアニシモに反応し、低音は時間が経ったドライな音色で気持ちよ〜く『ズン!』です。この年式、私の好きなローズのブリッジプレートです。東京からの依頼でした。

 

 

1Fに弦の凹み有りです。ローポジが押さえにくいのは、これが原因がもしれません。見た目弦高より凹みの分だけ弦高が上がって(フレットが下がって?)いるはずです。

お分かりの通り、左が処置前、右が処置後です。左の状態は明らかに弦がもぐり過ぎです。

   

サドルは牛骨をお勧めいたしました。この画像では良く見えませんが、サドルのシェイプに工夫があります。

 

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