Repair File 387#

YAMAHA LA-47 (0022)

詳しい内容についてのお問い合わせは info@ba-na-namoon.com

 

あくまでも個人的な感想

テリーさんの造ったヤマハです!某プロミュージシャンから譲って頂いたそうです。どう調製しても高域が伸びなくなったが、ブリッジプレートに問題がありそう。元のヤマハらしい音にできるのか?そんな依頼です。これは、私が今まで手がけたギターの中で最も手こずりました。2度とこんな修理はやりたくないですね(本気ではありませんよ/笑)ってくらいです。出来上がりは、ダイナミクス、レンジ共に広がり、ヤマハらしいキレの良い音が出てまいりました。このサイズってトリプルオーでもないし、ドレッドでもないところが良いですね。フィンガーにもストロークにも合いますよ。宮城からの依頼でした。

 

 

ブリッジプレートの破損修理の為に、ローズの板が貼付けられていました。反応が鈍かった原因はここのようです。ブリッジピンホールの周りも破損しています。

 

 

ローズの板を削り取り(!)ホールもメイプルを埋木し修正しました。豆カンナで『いつになったら綺麗になるのだろう?』なんて思いながら少しづつ、少しづつ削り取りです。費やした時間の7〜8割がこの作業の為でした。(涙)

 

 

ナットの座りにも疑問があり、チェックしていたらポロッと取れました。お〜、接着面が荒れています。これも今回の原因のひとつです。画像は交換後です。

 

 

テンション感をもう少し欲しいとの事なので、サドルを交換し、少〜しだけ弦高を上げました。ブリッジピンホールのベベルを少〜し削り、ブリッジピンを少〜しもぐらせました。これで弾きごたえが上がるはずです。

 

 

テリーさんのサインの入った革ラベルです。いいですねぇ、羨ましいですねぇ。

   

 

<戻る>