Repair File #349

KAY G245

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あくまでも個人的な感想

40年ほど前のギターのようです。オーナーさんは何とか甦らせて欲しいとご依頼されました。チューニングも出来ない状態だったので、どんな音が出るのか不安半分、楽しみ半分でしたが、まあ!何とドライな素敵な音でしょう!!チープな音なんですが、これがなんとも言えない感じでして、一言で言えば『好きですぅ!!』

最近、えらく古いアコースティックギターを購入しました。ブリッジがひび割れているみたいですし、2弦の開放弦の音がこもるような鳴りかたで、具合が宜しくありません。こんな古いのはご迷惑かもしれませんけど、是非よろしくお願いいたします。こんな依頼です。迷惑なんて事ありません!古いギターは好きですよ。

上の画像はブリッジのうしろです。浮いているのがお分かりですね。左はブリッジトップです。ピンホールのところにヒビ割れが見えます。

このブリッジはギブソンのように2本のネジでトップ板に固定されていたので、はがれていても飛ばずに済んでいました。

ブリッジは一旦はがして、接着面を修正し貼り付けなおしました。ついでにヒビも修正しましたが、ほとんど分らなくなっていますでしょう?手持ちのローズの端材を使い埋木しました。木目と色合いの近い部分を使えば、こんな風に出来上がります。

ナットにはローズウッドのナットが追加されています。これは何故???????

測ってみたら、あらら?!1Fの方が短くなっている? どうやら、前オーナーさん、ナットの溝が深くなりビリつくようになってしまったので、ローズのナットを追加して修理したようです。良いアイデアですが、これではピッチが合いませんね。

ナットは交換しました。自分でも惚れ惚れする仕上がりです。

ラベルがこれ。品番の245は価格なのでしょうか?

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