Mixpro 使用例


エルアールバッグスのミックスプロをご愛用の皆様が非常に多いようです。個人的にも良く出来たプリアンプと思いますが、内部コントロールの調整がやや難しようで、上手く調整が整っていないものを多く見かけます。ここの調整ひとつで出音がかなり変わる場合もありますので、ご参考になればと思いまして過去に調整を施したサンプル画像を公開いたします。ギターの特性や弾く強さで調節の加減が異なりますので、そのまま使える訳ではございませんが、ご参考になれば幸いです。

あくまでも個人的な感覚で調節をしてあります。これが絶対正解だというものではありませんので、どうぞご理解下さい。ちなみにチップにマグネチック、リングにコンタクトを接続してあります。

ワイヤーに何かを引っ掛けたり、調節以外の回路部品にむやみに触ったりしないようにくれぐれもご注意下さい。




サンプル1スイッチ




サンプル1A




サンプル1C,E



サンプル2A



サンプル2スイッチF



サンプル2C,E



A: GAIN CONTROLTIP側ゲイン)

ボリュームではないという取説の解説ですが、では何だ? というところで、これは入力信号の大きさを調節をするものです。だから何だ? というのでしたら、蛇口につけるホースのサイズを合わせるようなものです。細すぎれば水は全部回りませんし、太すぎれば水圧が伝わりません。私のやり方は、本体のボリュームを『7(普通に使う位置という意味)』、ベースとトレブルを『フラット』にしておいてから、ミックスプロをつけた時と外した時の音量がほぼ同じになるように調節しています。

B: PHANTOM POWER

ファントムとは接続したピックアップに電源を供給するシステムです。取説のスペックに記載がありますが、『供給電圧9ボルト/両チャンネル』ですので、使用する場合はピックアップの電圧にご注意下さい。(使用出来ない場合がありますので、ピックアップ側の取説を読んで下さい)

C: GAIN CONTROLRING側ゲイン)

チップ側と同様に調節しますが、両方の調節を終えた後に大きな音の方のゲインを下げて同じ音量にするのが通常です。もちろん使い方によっては音量差を作るのも良いと思います。(お好みで)小さい方を上げるように調節すると『サー』というヒスノイズが目立つ場合もありますので、ご注意を。

D: PHANTOM POWER

Bと同様

E: LOW CUT TRIM

取説の通りです。補足ですが、Hzの数値が大きいほど高い音を意味します。これは高い方が高音側の弦やポジションという意味ではなく倍音の調節ですので、全弦、全ポジションに影響します。(このニュアンスは難しいかも。。。)

F: LOW CUT RANGE SWITCH

G: PHASE SWITCH(フェイズスイッチ)

位相というのは、ピックアップのマグネットの向き(NSですね)やコイルを巻く方向(右巻き、左巻き)などに由来しますが、通常これらはカタログや取説には記載がありません。解説を始めるとややこしいので、それなら合ってなければどうなるの? というところで、中域が抜けた感じ(細い音)になったり、シャキシャキした感じになったりします。どちらが正解か? なんて分かりにくかったりしますので、ノイズが出ていなければどちらでも良いと思います。


Mixpro の取扱説明書は http://www.jes1988.com/catalog/pdf/MIXPRO.pdf で入手出来ます。