M1 Active ゲット!

 

昨年夏、ライブの日に運悪く台風が接近しまして、エアコンを効かせたライブハウス内もさすがに空気が重くて湿度はかなりのものでした。いつもガンガン鳴ってくれるギターも高い湿度の為に音が飛ばず、相方はもちろん観ていてくれた友人も『今日は鳴らないね〜!この湿気じゃあ仕方ないかぁ〜』当然ですが、エレアコを使っている他の出演者は何事も無かったように演奏をしていて、さすがに考え込んでしまいました。ところが!!最後に出て来たS氏(いつもは生)は、1曲終えて『今日は鳴らないや。。。』とおもむろにバッグからピックアップを取り出したのです。後で聞いたのですが、『ピックアップの音はあまり好きではないけれど、お客さんに聴いてもらうのがライブだから贅沢は言えない。やっぱりお客さんにギターの音がしっかりと届かなくちゃね。』というのがS氏の考えだそうです。てな訳でS氏のマネをさせていただきピックアップをゲットです。

 

 

あくまでも緊急用ですので着脱が楽な事、足下に余計なものを置きたくないのでプリ内臓、出来れば生音をスポイルしにくいものは???と都合の良い事を考えましたが、そうそう上手くは行きません。まあ色々と試したり、考えたりした結果『LRバッグス』のM1アクティブをチョイスしました。プリ内臓なので重量はありますが、ケーブルが着脱出来て、ボリューム操作が出来て便利です。いざマウントしようとしてみると、お〜や、マウント位置で随分と生音が違うではありませんか。折角ですので位置による音の違いを公開しちゃいます。あくまでも個人的な感覚ですし、私の好みという事でご理解下さいね。

 

 

カタログや説明書に載っている写真のように最も前よりにマウントしました。サウンドホールの両サイドの補強板も一緒にクランプします。私のギターは『G♯』にデッドポイントがあります。チューンナップにより生で弾く時には、ほとんど気にならないのですが、この位置ではG♯がほぼ死んでしまいました。サスティンがまったく無くなり、ほぼアタックのみです。そのアタックも本当にしょぼい。。。ボトムの画像はボディ内に鏡を入れて、サウンドホールから撮影しています。

 
 
 

ややうしろ、補強板からはずしますがピックアップ本体は補強板に接触させます。デッドポイントは微妙に解消されましたが、プレーンの芯が無くなって来ました。

 
 
 

さらにうしろ。補強板からは少し距離を取ります。お〜、デッドさは随分と解消されています。プレーンの芯の無さはそのままです。

 
 
 

さあ、一番うしろです。デッドポイントは、ほぼ気にならなくなりました。でも、プレーンはさらに死んでしまいました。ペラペラな感じです。こんな非力なプレーンではメロが聴こえなくなります。

 
 
 

という事で、私にとってのベストポジションは、プレーン側は補強板を挟み、低音側は出来る限りうしろという位置になってしまいました。う〜ん、カッコ悪いように見えますが、何となく意味有りげでこれも良いかも。ラインの音も、うしろよりで拾う低音は締って、前よりで拾うプレーンはやわらかめでちょうど良いかも。そう考える事にします。これで出来上がり〜!皆さんもお試しになってはいかがでしょう。もし、思うような結果が出なかったらゴメンナサイ。