エンドピン・ミニ・ジャックの試作(マーチン・サイズ)



アコースティック・ギターをライン・アウトして使う事は個人的には稀ですが、ピックアップに付属していたり、一般に入手出来るエンドピン・ジャックに少々不満がありましたので、自作してみました。

ギター内部でコネクターを使わない(音の劣化を最少限に)

密閉されていてる(音漏れ対策)

ギター本体を加工しない(精神衛生的に。。。)

些細な事とは思いますが、気になっていた上記の3点をクリアする造り方を思いつきましたので公開させていただきます。使用したのは標準のフォーン・ジャックではなく、ミニ・ジャックです。

申し訳ございませんが、加工には非常に多くの手間を必要とし、途方もなく高価になりそうですので販売する予定はございません。どうぞご了承下さい。





近所の電子部品店で見つけたミニ・ジャックを利用します。使うのは中身のみです。


マーチンのスタイル18用のエンド・ピンに上のミニ・ジャックを仕込みますが、まずは頭部分をカットします。


頭部分の真ん中に8φの穴をあけリング状に加工し、ジャックの首部分にエポキシ接着剤で接着します。


首のリングまでを削り落としたエンド・ピンの挿入部分の方に7φで深さ12ミリのザグリを入れます。ジャック本体を納める穴ですが、部品サイズ的に12ミリの深さが限界かと思います。


お尻から迎え掘りで4φの穴をあけておきます。ケーブルを通す穴です。


こんな感じに合体出来る事を確認します。エンド・ピンの形に戻っていますよね。


それでは、内部の工作に入ります。まずチップの方の端子に1φの錫メッキ線をハンダ付けします。端子を少し曲げて錫メッキ線がセンターに位置するようにします。


熱収縮チューブを錫メッキ線に被せます。


錫メッキ線にエレキギターのピックアップ・ワイヤーの編線を被せスリーブの端子にハンダ付け、さらに熱収縮チューブを被せます。ピックアップのワイヤーを直付けしますので、1φの錫メッキ芯線を持った丈夫なシールド線を造るのです。


強度を持たせる為に、はみ出るほどたっぷりのエポキシ接着剤を使い挿入部を接着します。


接着剤乾燥後にピックアップのワイヤーをハンダ付けしやすいように加工します。予備ハンダをしておけば編線もバラけてきません。


取付けるピックアップは、マッキンタイヤーのフラット・トップ/レゾネーター共用のモデルです。


ピックアップのワイヤーをハンダ付けしてから熱収縮チューブを被せておきます。


取り付けたギターは、最近ゲットしたヘッドウェイのHO-424です。ピックアップのマウント位置はここが良さそうでした。が、きっと使っているうちに移動したくなるのだろうと思っています。


見た目も良く、グッジョブです。今回はモノラル・タイプを造りましたが、いずれステレオ・タイプも造ってみようかなと思っています。いつになるのかは不明ですが、きっとそのうち。。。